2014.03.07 close-up

食品メーカー PR 瓜生渉さん

【営業時代の経験から行きついた大判の選択】

『立ったまま書いてもカバーに挟んだものが落ちないように、 大判のトリノートを選ぶようになりました』

使っているのはトリノートです。クオバディスを使うようになって早いもので15年です。最初は新社会人になったときにエグゼクティブを選んで2年くらい使っていました。その後は基本的にずっとトリノートで、途中トリノートが買えなかった年はミニスターとH24を使いました。

クオバディスを選んだ理由は、正方形で形状がユニークというエグゼクティブの外観に惹かれて、です。当時は営業で外回りをしていたので、アポの予定が書き込みやすいし便利だなと。

ただエグゼクティブを使ったのは2年か3年で、その後は大判のトリノートに切り替えました。 というのは、私の場合カバーに必要な情報をプリントしたものを挟んで携帯しているのですが、正方形のものだと挟んだものが落ちてしまうんです。 特に当時は営業で、店頭で立ったまま商談をしながら次回のアポの予定を書くことが多かったので、立ったまま書いていてもカバーに挟んだものが落ちないものが良いなあ、と。正方形のものだと立って持つと端が垂れてしまうし、重心が良くないので。それでトリノートに替えました。

ミニスターとH24を使ったこともありますが、中でもトリノートを気に入って使っているのは、下に日ごとのメモ欄があるからです。このメモ欄が私にとっては大事なんです。 クオバディスには「ドミナント」というメモ欄もありますが、このドミナントに書くのは基本的にはデッドラインです。何かの報告日や提出日、あとは自分が関係する大きな出来事を書き込みます。 下のメモ欄は、自分が直接担当していることではなくても、会社にこんなことがあるとか、こういうイベントがあるとか、その他の関連するイベントや、翌日や来週のTo Doみたいなもの、未来の事項を書込みます。あとはチームメンバーの予定だったり、メンバーが仕事を仕上げる予定日だったりとか、そういうものも書いています。

ダイアリーは外出や出張の時は持っていきますけど、基本は会社に置きっぱなしです。 プライベートでは2歳の子どもがいますので、週末はひたすら子育てです。趣味はゴルフですが、子どもが出来てからは殆どやっておらず、週末は家族で買い物に出かけて、というような予定なので、事細かにダイアリーには書いていません。

【アナログで予定を管理する理由】

『一度アナログに落とすことでスピーディに理解出来る。 自分の意識付けにもつながります』

最近はデジタル化もすすんでいますので、会社では私のように自分で買ったクオバディスの大判サイズの手帳を使っている人はあまり見かけないですね。

ただ、アナログの良さって他に替えられないですよね。私の場合、仕事の大事な情報は全部このダイアリーに入っています。

デジタルで全てを管理するのはやはり限界があると思っています。実際会社ではアウトルックのスケジューラー上で打ち合わせ等の予定は管理されているので、もちろんそれも使っていますが、それだけでは全てを管理しきれないと思っています。 画面のスケジューラーを見て、もう一回スケジュールやタスクをダイアリーに落としこむ。 そうやって予定ややるべきことを一度アナログに落とすことで、スピーディに理解出来るんです。アナログに落とすことで自分の意識付けにもなりますよね。 手帳を見通して、やっていないことに気がついたり・・・未来の日付を見て、ここが納期だとしたら、ここまでにあれをやっておくか、とか、じゃあここら辺で何々をしておかなければいけないな、とか。スケジュールを確認しながらタスク管理のメモも同時に取れます。

手帳記入用の筆記具は3色ボールペンを使って色分けをしています。 通常の予定は黒で、納期や大切なものは赤、その他メモやTo Doは青です。例えば半年後のこの日にCMの契約が切れる、とかそういうことも記載します。 今、私が担当している仕事は商品単体でなく自社という企業をまるごとPRするコーポレートブランドマネジメントです。担当者としてTVCM制作に関わることもありますし、部署全体の戦略策定にもかかわっています。どうしても常に色々な案件が並行して走っているため、管理していくためにも手帳は重要です。

打合せの席に持っていくのは基本的にはダイアリーと筆入れだけです。打合せでメモを取る必要がある時は、ダイアリーの別冊ノートを使っています。あとロディアのようなメモ帳も平行して使っていますが、自分用のメモとしてはあまり使いません。ディスカッション時にアイディアを書いて、ピッと切って相手に渡してしまうことが多いです。

【ダイアリーページ以外のクオバディス活用術】

『世界中を飛び回るようになって あらためて感じたクオバディスの良さ』

2006年から2009年まで、スイスのジュネーブにある海外子会社に出向していましたが、世界中を飛び回るようになって、あらためてクオバディスの凄さを感じました。 各国の祝日がのっていて、各国の電話番号ものっていて、世界地図がのっていて、・・・こういうページは向こうに行ってから使うようになりました。 海外に赴任して初めて使ったページも多かったです。ヨーロッパの土地勘がないので特に地図は役に立ちました。みんな"どこそこ"と気軽にいろんな地名を口にするのですが、こっちは土地勘がないのでその場所が分からない、そういう時にこの地図をめくってよく確認しました。 今でも『CHART OF INTERNATIONAL HOLIDAYS』のスイスと日本の祝日はマーカーでマーキングしています。あと西暦と元号の換算表も便利ですね。

ダイアリーの最後にあるノートページには会社の会議室のキャパシティと内線の一覧表を縮小コピーして貼っています。イントラネットで検索できるのですが、いちいち検索するのって面倒なので貼っています。 パッと見たい時、すぐに分かるのがいいんです。 例えば会議室の内線番号が知りたい時、普通はイントラネットで検索をするのですが、わざわざ検索しなくてもこのページを開けばすぐ分かります。 検索よりずっと早いんです(笑)。



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CORDOVAN Cover 2015 コードバンカバー 2015 エディション・クオバディス社長 ジェローム・ニュス