クオバディスと言えば、で思い浮かべる人が多い正方形サイズのダイアリー。
この正方形サイズはどのようにして生まれたのでしょうか?
1954年のブランド創設時、クオバディスで最初に作られたダイアリーは、ミニスターという16x24cmサイズの縦長のものでした。
16x16cmの正方形ダイアリー「エグゼクティブ」は3年後の1957年に誕生しましたが、古参のフランス本社社員によると、『その時代の働く女性、モダンでアクティブな女性に向けて、"女性のバックに入るサイズ"ということで作られたと』のことです。
それまでのクオバディスダイアリーは、ミニスター以上の大判サイズしかありませんでした。
エグゼクティブは、ミニスターの横幅16cmはそのままに、縦方向を短く横幅と同じ16cmにしたそうです。
結果的に独特の雰囲気と絶妙なサイズ感となったこの正方形サイズ。
フランスのエスプリを感じさせる形として、今やクオバディスの代名詞となっています。
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