クレールフォンテーヌ社が生み出す紙は「ベラム紙」という紙で、そのテーマは"インクに恋する紙"。 ビロードのようななめらかな書き心地と、にじんだり裏側に透けたりしにくいことが特長で、筆記具を選ばず書く喜びが味わえる紙質です。 クオバディスのダイアリーは全てこのクレールフォンテーヌ社製のベラム紙を使用しています。
写真が紙の原料となるパルプです。このパルプを大量の水に浸します。 水に溶かした様々なパルプをブレンドし、薄く引き延ばして水分を落としていきます。長さ100mにおよぶ機械を流れていくうちに、最初は99%が水分だったものが徐々に乾いて紙になります。 ベラム紙の書きやすさの秘密は、このパルプの長繊維と短繊維の絶妙なバランスでの配合にあります。
最終的に1巻き約10トン、長さ約3万メートルのロールが出来あがります。これを用途にあわせて2つや4つにカットして、次の工程に使用します。
写真は工場のショールームに展示されている古い機械です。40ヘクタールの敷地には創業当時の面影を残す古い建物と最新設備の機械や研究施設が点在し、650人の高い専門技術を持つスタッフが働いています。 PAPETERIES DE CLAIREFONTAINE 19 rue de l'Abbaye F - 88480 ETIVAL CLAIREFONTAINE FRANCE
出版社 イベント担当 セシル・ヴェリエさん | カテゴリートップへ | Quo Vadis Cover Design by JUBILEE |